デヴィ夫人 新党「12(ワンニャン)平和党」旗揚げ 犬猫保護特化の政党 参院選出馬へ帰化申請中

 「12平和党」を設立し、参院選出馬を表明したデヴィ夫人(中央)
 新党「12平和党」設立を発表したデヴィ夫人
 新党「12平和党」を旗揚げし、参院選出馬を表明したデヴィ夫人(中央)。左は選対委員長の藤川晋之助氏。右は共同代表の堀池宏氏
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 タレントのデヴィ夫人(85)が12日、都内で会見を開き、7月の参院選に向け新党「12(ワンニャン)平和党」を設立したと発表した。日本初の犬猫保護に特化した国政政党を目指す。代表に就任したデヴィ夫人は、会見で参院選全国比例での立候補を表明。インドネシア国籍のため、出馬に向け帰化を申請しているとした。

 ニャンともびっくりな“ワン”イシュー政党を旗揚げしたデヴィ夫人は「私の人生は戦争、敗戦、クーデター、動乱…と、まさに波瀾(はらん)万丈。人生の集大成として、政界に一石を投じようと立ち上がりました」と表明した。

 政党名に合わせ12の政策を発表。デヴィ夫人は「一丁目一番地の政策は、犬猫食の禁止法成立です」と、犬猫の食用禁止の明確な法制化を目指すとした。

 現在はインドネシア国籍で「日本国籍に戻った時点で立候補しようと思っております。(出演を)ご遠慮くださいって言われれば仕方がない」とテレビ、CMの仕事を投げ打つ覚悟だ。

 共同代表で、世界愛犬連盟会長の堀池宏氏(65)は「我々は右翼でも左翼でもない。中翼。犬猫と“なかよく”の政党」と理念を掲げた。

 24年の都知事選で石丸伸二氏(42)の参謀を務め“選挙の神様”と呼ばれる藤川晋之助氏(71)がサポート。大物の立候補も示唆した藤川氏は「最低でも2議席から3議席取ります。でないと“選挙の神様”の地位は落ちる」と自信を見せた。

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