超有名芸能人両親の息子 中学受験で超難関校に進学も挫折「男社会競争で完全敗北した」→不登校、退学から渡米へ
俳優の岸谷五朗と歌手の岸谷香の長男で、イタリアの名門、ボッコーニ大学に通いながらYouTube活動や会社経営を行う、岸谷蘭丸さんが、YouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えてください~」に出演した。
超有名な両親の元に生まれながら、波瀾万丈な半生をおくってきたことを語っている。
小学校は早実、慶応幼稚舎、青山学院初等部などを受験するも、不合格。だが、別の私立小に進学した。6年後、中学受験に挑戦。超難関の早実中等部にリベンジで合格し、進学した。
しかし、そこで挫折を経験する。「私立小は飼い慣らされた血統書付きの犬みたいな子ばかり。充実しているので競争がない」と語り、対して公立の子は、さまざまな犬がいるとたとえ、勉強で勝ち抜いてきた公立小の児童の集まりである中学で、「男社会の勝負が始まって。それができなかったんですよ。びっくりしちゃって」「男社会競争に完全敗北した」と表現した。
イジメはなく、友達も多く、中心的存在ではあったが、次第に不登校気味になり、「セルフお昼登校とかしてました。朝は普通に出て、公園のベンチで寝たり、山手線に乗ってぐるぐる回ったりして、時間をつぶして、お昼になったら学校に行って弁当食べて、5、6限は保健室にいて帰るみたいな」という状態になったという。
両親からは「個性は素晴らしいけど、人と違って何かが秀でていることが素晴らしいけど、普通に学校に行けと、めちゃめちゃ怒られた」という。
早実中は中学ながら留年制度があった。蘭丸さんの成績は進級基準をギリギリ突破していた。それでも「中学3年の1学期で辞めたい、アメリカに行きたいと言って」退学。ニューヨークの全寮制の学校に編入することになったという。