織田裕二、東京開催の世界陸上でアンバサダーも「これが最後」キャスターではないと苦笑強調
俳優の織田裕二(57)が6日、陸上の世界選手権(9月開幕、東京・国立競技場)の公式アンバサダーとして、都内で報道陣の取材に応じた。
織田はTBS系「世界陸上」のメインキャスターを25年務めており、22年のオレゴン大会で卒業。ただ、今年は東京開催の世界陸上とあって、スペシャルアンバサダーに就任していた。「アンバサダーについてから、すごく、『今年やるんだってね』と、戻ってきたように言われる。キャスターではないので仕事はちょっと変わると思うんですけど。伝わってない」と苦笑い。「あれ(キャスター)は体力的に無理です!きついんで」と改めて強調した。
キャスターとして臨んだ15年中国大会では「実をいうと途中で高熱を出していて、残り2日ぐらいへろへろだった。結構きついんですね、正直。9日間ずーっとテレビをこんなに集中してみたことないっていうぐらい見てたら疲れちゃって。面白いんだけど、体力が持たない」と体力勝負だったと明かす。「(キャスターを)『終わりにしましょう』と言われた時にさみしいと同時にホッとした。そろそろビールのみながら陸上みたいなと(思っていた)」と笑って当時の心境を振り返った。
キャスターとしては「地球に生まれて良かったー!」「事件はパリで起きています!」など数々の名言を残してきた。違う角度から関わることになるが、熱量は変わらない。「34年ぶりの東京(開催)なんで、多分僕はこれが最後だと思っている。僕にとっては2度と見られないであろう東京大会をぜひ満喫したい」と力強く語った。
