韓国ベテラン俳優の婚外子論争で“とばっちり批判”受けた女優が当時の心境を告白
映画「ソウルの春」が、現地で大ヒットを記録した韓国俳優のチョン・ウソン(51)に昨年11月、婚外子がいることが判明。この件について、メディアの入った現場で、支持をするような拍手と声援を送った女優のイム・ジヨン(34)が、当時批判を浴びた。そのイム・ジヨンが、最近受けた現地メディアのインタビューで、この時の心境を語った。
モデルのムン・ガビ(35)が11月22日、自身のインスタグラムで「子どもを出産した」と報告。直後に、地元メディアのディスパッチが「父親はチョン・ウソン」と伝え、衝撃を与えた。チョン・ウソンは結婚しておらず、2人は22年から23年まで交際したものの、結婚には至らなかった。
議論が巻き起こる中、チョン・ウソンは11月29日に行われた「第45回 青龍映画賞」に出席。壇上で「全ての叱責(しっせき)は私が受け止め、父親として、息子に対する責任を最後まで果たす」とコメントし、客席にいたイム・ジヨンをはじめ、多くの俳優陣が大きな拍手と声援を送る姿が映し出された。
その後、一部のネットユーザーは、イム・ジヨンのインスタグラムに「(歓迎の)拍手に違和感」「歓声まで送ることなのか」「受賞コメントとして不適切」「芸能界は異質」「失望した」などと、否定的コメントを投げかけた。
イム・ジヨンは、インタビューで「(批判されることは)予想も、考えもしていなかった」と心境を吐露。そして「一瞬の出来事だったので、それ(拍手と声援)について善悪を論じるのは、微妙な気がする」と、言葉を選びながら、自身の行動が不必要な論争につながったことに、遺憾の意を表した。
