フジテレビの小室瑛莉子アナウンサーが２０日、フジテレビ「めざまし８」に生出演し、胸中を明かした。

　１７日に行われた、中居正広の女性トラブルを巡る騒動に端を発するフジテレビの社長会見を２０分超に渡って特集。同社は第三者の弁護士を中心にした調査委員会を立ち上げるなどとしている。

　見解を求められた小室アナは「フジテレビで働く社員としては、これを機に洗いざらい調査をしてほしいと思います。もし会社に悪いところがあったとして、その膿を出し切らない限り、報道機関として、番組で伝える立場として、自信を持って伝えることができなくなってしまいます。報道機関としてのあり方を考えたいと思いますし、自分もできることは対応していきたいと思います。真面目な社員、誠実な社員が自信を持って情報を届けられる会社になってほしいと思います」と語った。

　続けて「今回の報道を機に、同僚とか私自身もＳＮＳなどでまったくの臆測が広がっていて、毎日悔しい気持ちで正直いっぱいです。私はこのような場で話す機会がありますけども、世の中にはそういう場がない方もいらっしゃいますし、そのような方々が悔しい思いをしないためにも会社には生まれ変わってほしいと思いますし、フジテレビを思う、いち社員としてもしっかりと対応していただきたいと思います」と訴えた。

　情報キャスターの酒主義久アナウンサーは「もどかしいっていうのが１番」と声を詰まらせ、涙を目に浮かべた。「１３年働いてきて、一度も辞めたいと思ったことはないですし、大好きな会社。もっとよくするために調査や説明をしっかりしてほしいと思います」と語った。