俳優の坂東龍汰（２７）が１８日、都内で行われた主演映画「君の忘れ方」公開記念舞台あいさつに西野七瀬（３０）、南果歩（６０）らと出席した。

　坂東は、同作で初の映画単独主演を飾り、主人公・昂を演じる。「この映画を撮っている時は、まだこういう景色は想像できていなかった。初日を迎えてこんなにたくさんの皆さんに足を運んでいただけたのは感無量です」と喜びを語った。

　舞台あいさつでは母親役を務めた南からサプライズの手紙が読み上げられた。「初主演作、公開おめでとう」と語りかけられ、「映画の中でのあなたの居ずまいは演技を超えるものがありました。よかったね。こういう役に良いタイミングで出合えてね。母はうれしいです」と伝えられた。

　さらに「これからのあなたが楽しみです。体に気を付けていろんな役と出合い、自身の人生を豊かにしていってください」と“母”からエールを送られた。

　坂東は「いや～、本当にありがとうございます」と感極まった。「南さんとロケバスの待機時間に話をしたことを覚えていて、その時は不安があったけど、不安な気持ちを救ってくれる言葉をたくさんかけてくれた。南さんの言葉がなかったら演じきれなかった」と感謝し、熱い抱擁を交わした。