笠井信輔アナ「各局で批判を一番恐れているのはフジ」中居問題全面否定は「本当だろうと思った」

 元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサーが16日、TOKYO FM「ラジオのタマカワ」に出演。古巣・フジテレビが関わっていると報じられている中居正広の騒動について「大変厳しい精神状態」とコメントした。

 元テレビ朝日の玉川徹氏がパーソナリティの番組で、玉川氏は笠井アナへ「今、フジテレビ、相当大変。どう見てる?」と質問。笠井アナは「やっぱりその話になりますか」「聞いてこないと玉川さんじゃない」と笑い「小倉さんだったら、はっきり言ってこの話題をやらないとダメだってコメントしているはず」と昨年12月に亡くなった笠井アナの師でもある小倉智昭さんならば、フジの番組で必ずこの問題に触れていたと述べた。

 そして、この問題について「どう思っているかと言ったら、大変厳しい精神状態になります」と言い「なぜかというと、辞めて5年たつが、未だに『うち』と言ってしまう」とフジテレビを「うち」と表現してしまうと吐露。テレビ朝日を退職した玉川氏も「わかる!」と大声を上げた。

 笠井アナは「フジは大好きで、アナウンス室はいい環境で仕事をさせてもらった。こんなことが出てしまって、本当に心配している」とコメント。そして「一つ言えるのは、一番最初の段階で、文春が書いてすぐに全面否定し、それがすごく批判された。全面否定なんて危機管理として一番悪いやり方。でも各局で世の中の批判を一番恐れて仕事をしているのはフジテレビなんです」と明言。雑誌やネットの関係者から、見出しに「フジ」がつくと売れると言われたこともあるといい「それはフジがなにかやると、それ見た事かと。そうなるからフジの見出しを出すと。それぐらい標的となっている中で、一番慎重に考えているうちの局が、最初に全面否定ということは、中居さんの食事会、うちは知りませんでしたは、本当だろうと思った。うちのコンプラはそこまで甘くない。他より厳しい」と完全否定は本当だと信じているとした。

 ただ株主である米国の投資ファンドが第三者委員会の設置などを求めていることには「それはそうだろうなと思う」と理解。ただ事実確認は「困難な作業」だとも語り「フジテレビを知る人間としては心配していますし、良い形で解決して、もし膿がたまっているなら出し切って、再スタートを切ることになるんだろうなと。外の人間なんで、何をいっても蚊帳の外から話しているに過ぎないんですけどね」と結んでいた。

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