フジテレビは１６日、港浩一社長が出席する定例会見を１７日に行うことを発表した。通常、１月には定例会見を開催しないが、同日夕の同局系「ライブニュースイット」で宮司愛海アナウンサーが、タレント・中居正広（５２）の女性トラブルを巡り、「明日の定例会見で港社長らが一連の報道について説明する方針です」と伝えた。

　この問題は昨年末に女性セブンが、同局社員も交えて予定された食事会が、直前に中居と女性だけになってトラブルが起き、中居が約９千万円の解決金を支払ったと報じた。続いて週刊文春が、性的なトラブルであることを報じ、女性に対する同局幹部らの対応の問題を指摘した。

　同局は昨年１２月２７日、トラブルへの当該社員の関わりを「会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、欠席した事実もございません」と全面否定した。

　この日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」でＭＣの宮根誠司が、この問題に関して「私もレギュラー番組を持っていますけど。出演する方々もここの部分をハッキリさせていただいた方が気持ちよく仕事をできるっていうか。モヤモヤしたままではね」とコメント。宮根はフジテレビ系「Ｍｒ．サンデー」のＭＣも務めており、フジテレビは出演者からも説明を求められた形となった。