橋下徹氏「契約書を作らなければいけない」PR会社と口頭契約の斎藤元彦知事を批判「権力者としての振る舞い」に失格通告
橋下徹大阪府知事が30日、カンテレ「ドっとコネクト」に出演。斎藤元彦兵庫県知事が知事選でPR会社に依頼したことが公職選挙法に違反している疑惑が問われている問題で、持論を述べた。
斎藤氏は、「ポスター制作などを依頼した」とPR会社に71万円を支払ったと説明。「口頭契約で書面はない」としている。
橋下氏は、「僕が『契約書面が必要』と言ったら、ネットの中で、『お前、日常生活の中で契約書をみんな作るんかい』と言われるんだけど、日常生活では作らなくていいんですよ。揉めないことなら口頭でいい。揉めそうな、危ないところだから、契約書を作らなければいけない」と話した。
続けて「特に選挙。公選法は複雑怪奇で、どこまで仕事を任せてたのかってことで、違反か違反じゃないか、明確に変わってくるわけだから、今回は絶対に契約書を作ってないと、危なくてしょうがない」と語った。
さらに「本当に斎藤さんが言った通り、この仕事だけ任せてたなら、確かに法律に違反しないけど、PR会社の方は、色んな選挙運動もやっていて、そこがお金に含まれているかが一番重要だから、契約書に書いて出せばいいだけの話」と主張した。
PR会社の社長は、公式SNSの運用や選挙カーからの動画撮影、アップロードなど、広報全般を請け負ったことを「お仕事」とネットに記している。
橋下氏は総じて、斎藤氏の「権力者としての振るまい」を批判。代理人の弁護士ではなく、自ら説明することを求めている。