石田純一が生前葬 棺から登場し喪服姿の妻・東尾理子が弔辞「いつも私達に迷惑を」会場爆笑
俳優の石田純一と、プロゴルファーでタレントの東尾理子夫妻が28日、都内で行われた、葬儀や埋葬など終活産業に関わる企業が集まる「第10回エンディング産業展」(29日まで)に出席。石田は棺おけから登場し、東尾が弔辞を読むという「生前葬」を実施した。
ステージには若かりし頃の石田の写真や、東尾との結婚式でのツーショットなどが展示され、多くの花も飾られた。スクリーンには石田の誕生から俳優としての活躍などをまとめたメモリアルムービーが流れ、石田は棺おけの中に入った状態でステージ外から運ばれて登場。ひょっこりと姿を現し、「ちょっと変な気分」と照れ笑いした。
そして「棺おけに入ったことは当たり前ですけど初めてで、何度かそういう危機はあったんですけどここまで生きながらえております」と冗談交じりにあいさつし「ある程度元気なうちに、言動はしっかりしてるとは言えないかもしれないけど、人生楽しかったねってお話できるのが生前葬の良さなのかな」としみじみ語った。
東尾も喪服姿で登場。「石田純一は家族の中心にいようとはしていましたが、いつも私たちに迷惑を。導くどころか手をわずらせてばかりでした」と苦笑。「私にとって石田純一はただの夫婦ではなく、毎日驚かされ、生涯の反面教師でした。都知事選出馬騒動、コロナの感染症騒動、もう人ごとと信じがたい数々の経験をしたことは、私の心に今も残り続けています」と数々の騒動を列挙し、「家族としての彼の役割は計り知れないものでした」と感謝。「彼の愛は、私たちの心の中に永遠に生き続けるでしょう。ありがとう。そして、さようなら。あなたの愛の記憶はいつまでも私たちの心にとどまります」と笑顔で弔辞を読んだ。