美容家の神崎恵（４８）が２１日、大阪市内で初の料理本「神崎恵のおうちごはん－さあ、なに食べる？」（２３日発売、扶桑社）の先行お渡し会を行った。先着３００人の枠は告知から数時間で埋まり、集まったファンとの対面を喜んだ。

　ＳＮＳのフォロワーが７６万人を超える人気美容家であるとともに、３人の息子を育てる母でもある神崎。今回のテーマの一つに「母ちゃんの味」を挙げ、１２７レシピを掲載。「見せる用ではなくて、すべて日常の料理。息子たちの好きなものを選んで載せてますね」と、笑顔で語った。

　また、料理本とは別に、子どもたち用に書き残している「レシピノート」は、５冊目に到達。使用するジャガイモやひき肉の種類など、細かな指示に加え「『野菜食べなさい』とか、お小言も書いてますよ」と、笑わせた。

　上から２４歳、２０歳、８歳の３人とともに暮らしている神崎。思春期には親子の会話も減ったりしたというが、「お弁当が空だったら、安心したり。好物を残したら心配になって、しっかり様子を見よう、とか。食べることでコミュニケーションができていた気がします」と、振り返る。

　現在も「なるべく食卓にいるようにしている」と、食事の時間に子どもたちとの絆を育んでいる。３人それぞれの好物を作るように心がけており、「みんな外で戦っているから、なじみの味で落ち着くところがあるんじゃないですかね。４人の輪で生きていますよ」と、笑った。