THE RAMPAGE 10周年「16人でやってこられたのは奇跡」ド派手にツアー開幕
16人組ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEが6日、長野ビッグハットで、11都市21公演を回るアリーナツアー「“CyberHelix”RX-16」の初日を迎えた。2014年の結成から、今年で10周年。10年の年月で培った抜群の集団パフォーマンスを繰り出し、ド派手にツアーを開幕させた。
宇宙ステーションを模したステージに16人が降臨すると、RAVERS(ファンの呼称)の黄色い歓声が会場を包んだ。開演前にボーカル・川村壱馬(27)が「ツアーへ向かう今、研ぎ澄まされている」と自信を見せたように、本番は大所帯を生かしたフォーメーションで、一糸乱れぬパフォーマンスを見せつけた。
リーダーの陣(29)は結成時20歳だったが、今月28日で30歳。「10年あっという間だったな」と振り返り、「先日SNSで、小学3年生でRAMPAGEのファンになった子が、今社会人1年目という話を聞いた時、ファンと一緒に人生を歩んでいるんだなと感じた」と長い歳月をかみしめた。
全34曲2時間に及ぶ公演では、ツアータイトル曲「CyberHelix」を初披露。アンコールでは、RAMPAGEの派生ユニット・MA55IVE THE RAMPAGEの初ツアーの開催を発表。幻冬舎×LDHによる新プロジェクトも発表され、16人各自の写真集や小説などの書籍発売も明かされた。
パフォーマーの藤原樹(26)は「結成、武者修行、活動休止、デビューと10年を振り返ると、いろいろな経験があった。まだまだ10年目だけど、こうして10年、16人でやってこられたのは“奇跡”。ここまで来たからには20、30年と目指していける。メンバー一同燃えています」と気合十分。先の未来を描くべく、10周年をグループ名の如く暴れまくる。