沖縄地方に津波警報 NHKは現地住民や観光客に具体的な避難方法を呼びかけ 外国人にも配慮し「ツナミ!と声をかけて避難を」

 3日午前8時58分ごろ、台湾沖を震源とするマグニチュード7・5の大地震が発生。沖縄県に津波警報が発令された。テレビ各局は地震発生直後から放送を現地からの中継に切り替え、特別体制で報道。現地の視聴者に向けては早急の避難を呼びかけた。

 とりわけNHKは、「沖縄に暮らす皆さんに向けてもお伝えします」とし、「沖縄は車社会となっています。車で通勤をされている方も多いと思います。車の多い市街地では、できる限り車を使わずに避難してください。道が混み合うと避難が間に合わなくなる恐れがあります。渋滞している場合は、車を道の左側に寄せて駐車し、車から下りて高台やビルに避難してください。また、今、高層住宅やビルなどにいる方は高台への避難が難しければ、なるべく高い階に逃げるのも手です」と、避難方法を伝えた。

 さらに、沖縄を訪れている観光客へ向けても呼びかけを実施。「沖縄は観光地となっています。観光シーズンで沖縄に来ている方もいらっしゃると思います」とした上で「まず、マリンレジャー業者の皆さん、利用者に一刻も早い避難を呼びかけながら、自らも避難してください。宿泊施設を管理する皆さん、宿泊者の安全を確保してください。また、ホテルなど丈夫な高い建物にいる場合は、できる限り高い階で安全を確保してください。そうでない場合は、高台やより高い建物に避難してください」と、観光業者に向けて訴えた。

 さらに「沖縄の土地勘が分かっていない観光客の方々もいらっしゃるかと思います。地元の方々は周りの人たちに避難を呼びかけながら一緒に逃げてください、地元の方、土地勘の分かる方は、観光客にも声をかけてあげてください」とアドバイスも。「また、外国人も大勢いらっしゃいます。『ツナミ!』と声をかけながら避難してください。沖縄県民の皆さんが率先して避難するようにしてください」と、具体的な動きを交えて呼びかけた。

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