和田アキ子 自民党青年局の「ダンサー問題」に激怒「何を言ってるんだろうね」 岸田首相には同情も

 歌手の和田アキ子が17日、MCを務めるTBS系「アッコにおまかせ!」(日曜、前11・45)に生出演。昨年11月に自民党青年局近畿ブロック会議の懇親会に露出の多い女性ダンサーを招いた問題について怒りをあらわにした。

 番組冒頭で、同問題を扱うことを予告すると、和田は表情をゆがめ「早く(番組内での報道を)やってほしい、文句言うても怒られないと思うし」と話し、「ムカつく!」と怒気を含んだ声で切り捨てた。

 番組では、ダンサーを招いた自民党和歌山県連青年局長の川畑哲哉県議などの会見を紹介。川畑氏は今回の会合で女性ダンサーを招いた理由を「多様性、ダイバーシティというところ、しっかりとテーマを持って」とし、「いろんな面から検討して、くだんのダンサーをお招きしました」などと説明した。

 会見の様子を厳しい表情で見つめた和田は「『多様性』ってどういうことなんだろうね。何を言ってるんだろうね」とバッサリ。「ガッカリするよね、こういうのがあると」とし、「別にいいのよ、こういうの、個人で行くとかならさ」と、組織としての会合に招いたことに苦言を呈した。

 その上で「別に擁護するわけじゃないけど、何でも岸田さんになってるじゃないですか、今」と、岸田内閣の支持率降下の一因ともなっていることを指摘し、「大変ですよね…」と慮った。

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