「ゴゴスマ」山口真由氏 ガーシー被告の執行猶予5年に「実刑付くかのギリギリのケース」 脅迫のみで実刑は「過去にあまり例ない」

 元財務官僚でニューヨーク州弁護士の山口真由氏が14日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に出演。この日、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡された前参院議員ガーシー被告(本名・東谷義和)について言及した。

 番組冒頭で、動画投稿サイトYouTubeで芸能人や会社経営者らを脅迫したとして、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)などの罪に問われたガーシー被告に東京地裁は14日、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡した。

 この判決について、山口氏は「実刑が付くか実行猶予になるか、ギリギリのケースだったと思います」と指摘。検察側が懲役4年を求刑したことについて、「3年以下じゃないと執行猶予付かないから、4年の求刑というのは検察官の意思表示としては実刑にしてもいいんじゃないかという意思表示だと思うんですね」とした。

 さらに「前科がなくて脅迫のみで実刑が付いた例っていうのは、過去さかのぼってもあまり例がないんですね。そういう状況の中で果たして、実刑にするのか執行猶予を付けるのか、ギリギリの判断の中で、MAXですね。5年というのはMAXの執行猶予を付けて、ちょっとでも何かがあった場合には実刑だったような判決。この5年の期間の間に恐喝、脅迫に類するような犯罪をした場合には執行猶予が取り消されるわけですから。そういう意味ではかなり厳しい、重たい犯罪と裁判所は捉えたと思います」と判決を解説した。

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