可愛すぎる落語家が真打昇進 難関大の落研卒 先輩11人抜いた実力者 師匠は「美しいことひけらかすな」苦笑

 落語家の林家つる子(年齢非公表)が6日、都内で、新真打昇進披露会見に出席した。端正なルックスが目を惹く“可愛すぎる落語家”で、実力で先輩11人を抜いて真打に昇進。師匠の林家正蔵(61)を前に、真打としての決意を表明した。

 つる子は中央大学落語研究会出身で、当時の高座名は「中央亭可愛(ちゅうおうてい・かわいい)」。10年に正蔵に入門し、11年に「つる子」として前座に。15年に二ツ目に昇進し、今月21日から東京・鈴本演芸場で真打昇進披露興行を行う。

 着物姿で会見に臨んだつる子は「客席で見ていた立場から、トリを務めさせて頂くことになった。胸がいっぱいで感慨深い」と昇進に感激。落語界を担うエースとして「初めての方にも落語の楽しさを伝えられるように頑張りたい」と誓った。

 前座時代からの「つる子」という高座名を継続する。「群馬は鶴舞う形の県。師匠は知ってくれているのかと思っていたけど、ツルッとしているからつる子。運命的に付けて頂いて(観客にも)『つるちゃん』と呼んでいただける。大好きな名前なので、このままにした」と思いを語った。

 正蔵は、弟子の大学時代の高座名について「可愛いことを鼻にかけている。美しいことをひけらかすな」と笑顔でツッコミ。この日は先輩15人を抜き、真打に昇進した三遊亭わん丈(41、三遊亭天どん門下)も会見に同席し、二人へ「ずぶといところを持った二人で、パワーがある。可能性を持っている」と活躍を期待した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス