仲本工事さんの元妻・三代純歌 週刊誌訴訟の経緯告白 仲本さんの死の真相も語る

 2022年に事故死したザ・ドリフターズの仲本工事さんの妻で歌手の三代純歌が、仲本さんとの関係をめぐる報道で名誉を傷つけられたとして「週刊新潮」「女性自身」「週刊女性」の3誌に対し、損害賠償を求めた民事訴訟を起こすことが21日、分かった。三代は同日、デイリースポーツの取材に応じ、報道被害に苦しむ現状を語った。

 三代は22年10月に「週刊新潮」に掲載された記事を見て、仲本さんも激怒していたと説明。事故死した当日についても「横浜のお家の方に記者がうろうろしてたのを見かけたもので、仲本さんに相談したら『俺が早く来て言ってやるよ』と。それで来られたときに、事故に遭って亡くなられました」と明かした。

 「毎日のように一緒にいた人が急にいなくなったことですごいショック受けている中で、うその記事を書かれて、毎日生きるのがやっとの状態でした。友人が毎日のように来てくれて、自殺しないように守ってくれました」と告白。「1年以上たった今でも、1時間おきぐらいに目が覚めたりして、仲本さんが突然いなくなったショックからは立ち直れていない」と言葉を絞り出した。

 その上で「当初は、週刊誌に書かれたところでどうしようもなく、肉体的にも精神的にも反撃できる力もなかったけど、『これはひどいよ、犯罪だよ』とずっと言ってくれる人がいて、生きてるのが不思議なぐらい追い詰められてましたから、こういう報道を私は許していいものかというのもありまして」と、提訴を決意した経緯を説明。「あたかも私が犯罪者のように扱われて、事実だと思ってる人が多いじゃないですか。『報道の自由』を、人権とかを無視して自分の収入のために行使するのを許してはいけないと思いました」と、週刊誌の姿勢を厳しく批判した。

 今年に入り、ダウンタウン・松本人志やサッカー日本代表MF・伊東純也ら、週刊誌の記事をめぐって訴訟に発展する例が相次いでいるが、三代は「今回の訴訟は、私は昨年からこの時期にと予定していたのですが、たまたまいろんな週刊誌訴訟と時期が重なりました」と説明。その上で「今の週刊誌のやり方に一石を投じたいという思いはあります」と話した。

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