宝塚 星組4日遅れの開幕 復活のトップ礼真琴「心を込めて」 村上理事長「思いを受け止めていただければ」
宝塚歌劇110周年の本拠地幕開け公演の星組「RRR×TAKA"R"AZUKA~√Bheem~/VIOLETOPIA」が5日、宝塚大劇場で初日を迎えた。当初は元日に初日が予定されていたが、過密日程を指摘され公演日程を見直したことから、初日が変更になった。
公演に先立ち、村上浩爾理事長が「宝塚歌劇では、現在、改善・改革の一環としてスケジュールの変更を実施させていただいております。お客さま、ファンの皆さま、関係者のには大変ご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、深くおわび申し上げます」と謝罪。「本日、星組生徒が思いを込めて、稽古に、スタッフとともに懸命に励み、準備を進めてまいりました。お客さまにおかれましては、この思いを受け止めていただき、ご観劇賜れば幸いでございます」と頭を下げた。
また星組トップスター礼真琴(れい・まこと)が8月から約2カ月間「自らのコンディションを整えるための時間」を取っており、今回が休養明け初の公演となった。公演後のあいさつで、「まずは、元日から心苦しい出来事が続いてしまいました。被害に遭われた方、そして今もなお、闘い続けなければならない方々に、心よりお見舞いを申し上げます」と能登半島地震の被災者に言及。「われわれが微力ながら出来ることを見つけ、少しでもお役に立てるよう努めてまいりたいと思っております」と語った。
さらに「無事にこうして初日の幕を開けることができましたのも、この作品に携わってくださいました沢山の皆さま、そして何よりも宝塚歌劇を待ってくださっているお客さまがいてくださったからこそ。宝塚大劇場の幕開き公演として、華やかにスピーディーに皆さまへパワーをお届けできる作品となりますように、明日からもひたすら心を込めて努めてまいります」とあいさつした。
「RRR」は2022年、全世界で大ヒットしたインド映画を宝塚で舞台化。「“ナートゥ”をご存じか?」のセリフから始まる超絶高速技巧の“ナートゥダンス”を礼と最も近いところで支える暁千星(あかつき・ちせい)が再現。圧巻のダンスシーンを作り上げた。
レビューの「VIOLETOPIA」は指田珠子氏の大劇場デビュー作。劇場を舞台とした作品。
同公演は2月4日まで。東京宝塚劇場は2月23日から4月6日。
