Ｈｅｙ！　Ｓａｙ！　ＪＵＭＰ・高木雄也（３３）が、舞台「東京輪舞」（東京・パルコ劇場で来年３月開幕。ほか福岡、大阪、広島でも上演）に主演することが４日、分かった。１９世紀末の世相を背景に、男女の情事前後の会話をリレー形式で描写した２人芝居。高木は、女優・清水くるみ（２９）と、５人の男と女をそれぞれ１人５役で演じ分ける。

　オーストリアの劇作家アルトゥル・シュニッツラーが１９００年に発行し、性道徳などを巡りセンセーションを巻き起こした問題作。今作では脚本家・山本卓卓氏と演出家・杉原邦生氏のもと、現在の東京に舞台を置き換えて描かれる。

　高木は、１人５役の新たな挑戦に「今の自分にできるのかと悩み、お受けするまで少し時間がかかりました」と吐露。「でも自分があきらめて誰かがこの作品に出演し、それを見て後悔するぐらいなら、自分自身が努力して自分の幅を広げれば良いと思い、挑戦しようと決めました」と強い覚悟と意気込みを口にした。