NHK会長 紅白、旧ジャニ0人を説明 補償や再発防止取り組みの着実実施「確認するには、まだ距離がある」

 NHKの定例会長会見が15日、東京・渋谷の同局で行われた。

 稲葉延雄会長は、大みそかに放送される第74回紅白歌合戦に、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の所属アーティストが44年ぶりに0人となったことに言及。「被害者への補償や再発防止が着実に実施行されていることが確認されていない限り、当面新規の出演依頼を行わないとする方針を定めていたわけですが、それにのっとって進めていくということ」と改めて説明した。

 また、同事務所が、タレントのマネジメントを担う新会社に関し正式発表に向け準備を進めていることなどについては、「確かにいくつかの動きがございます」としたうえで、「動きを注視しておりますし、関係者の方々とコミュニケーションを図っているが、そのあたりの確認は十分といえる状況ではない」と発言。

 今後、「補償や再発防止が着実に実施されていると判断」された場合の旧ジャニーズ勢の紅白出場の可能性について問われると、「こういう状況が続くとすれば、なかなか『補償や再発防止の取り組みが着実に実施されている』と確認するには、まだ距離があるなと感じる。補償自体も始まっているわけではないですし、どういう状況になるか見えない。確認できる状況とはいえない」と話した。

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