げんじぶ吉澤要人 お客さん皆さんを幸せにして帰すグループでいたい
EBiDANの原因は自分にある。が、初のアリーナ公演を成功させた。結成から5年で辿り着いた大きな節目を経て、7人はどんな未来を見つめるのか-。今年の5月からリーダーに就任した吉澤要人を直撃した。
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自分がリーダーになったのは予想外でした。「原因は自分にある。」に対してもメンバーに対しても、もっと近づきたい。お互いが声を掛け合って一つになれるグループなので最初の一歩を踏み出すきっかけ作りができるように。そうすれば、みんながいい方向に持っていってくれる。引っ張っていくリーダーは必要ないと思っています。横一列で歩いていくのが僕らなので。
グループと個人と言うと別々のものに聞こえますが、結局はつながっていると思うんです。グループで得たものが個人に生かされるときもあるし、一人一人が現場で学んできたことをグループに還元できれば良い循環になると思います。
今年はとにかく存在を知ってもらうことを目標にしていました。グループとしてもそうですし、個人でもいろんなドラマ作品に出させていただいて、舞台もやらせていただいて。新しい方の目に触れられた機会は多かったと思います。でも、まだまだだと感じているので、悔しさを来年に生かしたい。自分ができることの幅をもっと増やしていきたい。
「原因は自分にある。」としては今年、ぴあアリーナに立たせていただいて。その自覚と責任感を持って、より真剣に音楽に向き合いたいし、グループとしても満足したくない。より大きいステージを目指して。僕は夢をかなえるまでは一つたりとも満足したくない。お客さん皆さんを幸せにして帰すグループでいたい。だから、今年を漢字であらわすなら「誓」です。
