天才ピアニストまたV「まだまだ獲りたい」史上2組目のNHKお笑い賞レース2冠

 「NHK新人お笑い大賞」で大賞を受賞した天才ピアニスト・竹内知咲(左)とますみ
 「NHK新人お笑い大賞」で大賞を受賞した天才ピアニスト・竹内知咲(左)とますみ
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 お笑いコンビ・天才ピアニストの竹内知咲(31)とますみ(36)が12日、大阪・NHK大阪ホールで行われた結成10年未満の若手お笑いタレントの登竜門「令和5年度NHK新人お笑い大賞」で大賞を受賞した。2022年の「NHK上方漫才コンテスト」に続きNHKの賞レースで2冠を獲得した。

 NHKのお笑いコンテストで2冠を達成したのは15年の上方漫才コンテストと17年の新人お笑い大賞で王者になったアキナ以来、史上2組目。ますみは勝利の瞬間を跳びはねて喜び、「(2冠獲得は)相当強い目標だったのでうれしい」と感激を口にした。

 コンビは22年の「NHK上方漫才コンテスト」と「女性芸人No.1決定戦 THE W」、23年には「上方漫才協会大賞」、「関西演芸しゃべくり話芸大賞」で栄冠を手にするなどタイトルを積み重ねている。ますみは「トロフィーを取る、賞レースを制覇するということに結構、命をかけている。自分たちが死ぬ時に棺おけにトロフィーを詰められるように、まだまだ取りたい」とタイトルコレクターの目を輝かせ、「大小問わずにいろいろな大会に出てトロフィーを集める」と今後の目標を語った。

 竹内は「賞レースに勝ちたいというのは、ネタが面白いと思ってもらいたいということで言っている。われわれのネタを見に劇場に足を運んでいただけるような芸人になりたい」と語り、「行く先はM-1とかキングオブコントとか」と2大賞レースの頂点獲得にも意欲。ピン芸日本一決定戦「R-1グランプリ」へ出場の可能性についても「大会があれば出張っていきます」と前向きに話した。

 この日の本選には予選を勝ち進んだ8組が出場。4組ずつに分かれて戦い、各ブロックから審査員7人の投票で選ばれた2組が決勝戦でぶつかった。天才ピアニストは1回戦で同じブロックのレインボーと同数の票を獲得し、決選投票で決勝進出が決定。1回戦、決勝ともコントを披露した。

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