大楠道代 松田優作さんとのラブシーンは「目を見てお芝居はしていない」鈴木清順監督作品の秘話明かす

 女優の大楠道代(77)が11日、都内で、2017年に亡くなった映画監督・鈴木清順さんの生誕100年記念特集上映「SEIJUN RETURNS in 4K」の初日トークイベントに出席した。

 大楠は同監督の浪漫三部作とされる「ツィゴイネルワイゼン」、「陽炎座」、「夢二」に出演。俳優の原田芳雄さん、松田優作さんらと共演した。作品を通じて日本俳優史を彩るレジェンドたちと共演した形で「皆さんの思いを受け取って、いい映画をどんどん伝えていきたい」と思いを語った。

 「ツィゴイネルワイゼン」では、共演した原田さんの目のごみをなめて取るシーンが話題に。大楠は「台本になくて現場でやってくれと言われて一生懸命やった」と振り返り「色っぽくとも思わなかった」と述懐した。「陽炎座」での松田さんとのラブシーンでは「お相手と目を見てお芝居はしていない」と告白。「なぜか(正面でなく)背中合わせで。アクションスターに『1歩も動くな』ですから毎日、ホテルの部屋で暴れていました」と語った。

 鈴木清順作品で存在感を放った大楠だが「幸運だったのはもともと役作りをしなくて、だからその時の清順さんの求めていたものをできた」と語った。

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