山田美保子氏「ゴゴスマ」のタイガース報道に拍手

 【山田美保子のミホコは見ていた!】

 阪神タイガースが日本一となった翌日の午後ワイド。在阪局の読売テレビ制作の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)が意外にもあっさりしていてスポーツ紙各紙の一面の接写と短いVTRのみだったことに拍子抜け。

 一方、東国原英夫氏が「大阪が盛り上がると全国が盛り上がる」と言えば、医師でジャーナリストの森田豊氏が「タイガースのファンは感情表現が豊かなので見ていて癒やされる」とコメントしたのは在名局のCBCが制作する「ゴゴスマ-GOGO!Smile!-」(TBS系)だ。ドラゴンズ推しの大久保佳代子と、東京ドームでボールガールをしていたためジャイアンツファンだという皆藤愛子はタイガースのユニホームを着用し大サービス。ユージは「新語・流行語大賞」の可能性に言及した。

 さらには虎党「ますだおかだ」の増田英彦が電話ながら“緊急生出演”したし、奥平邦彦リポーターは“日本一早いマジック点灯”でおなじみの尼崎中央三番街へ中継に出た。

 東大阪市出身の石井亮次キャスターはタイガースのキャップをかぶって甲子園に通っていた小学生時代、実況アナを真似てクラスメイトにウケたことでアナウンサーへの道が拓けたことを報告。唯一、石塚元章氏だけが、ドラゴンズブルーのシャツで尼崎に乗り込んだ奥平リポーターに触れたが、あとは15時台の大半をタイガースネタで乗り切ったのだ。

 「自分の喜びじゃなく、タイガースファンみんなの喜びだから、そういう意味では良かったです」とは“ビールかけ”中にインタビューを受けた岡田彰布監督の弁。そのタイガースファンが喜んでいる様子というのは、地元では当たり前のことなのだろうが、別の都市から見ていると実に楽しく、笑いに溢れている。奥平リポーターにインタビューされていた男性ファンが「(テレビ局に)仕込まれてます」と言いながら、仲間と共に役割をまっとうしていたことでもわかるように、タイガースファンはサービス精神にも溢れている。シリーズ中、多くのテレビ局が募っていたX(旧Twitter)のメッセージはすぐに大喜利状態となり、全てが爆笑を誘うものばかりだった。

 私はこういう面も含めてタイガースファンなのだと気づかされ、「ゴゴスマ」を拍手しながら見た。改めましてファンの皆様、そして「デイリースポーツ」読者の皆様、38年ぶりの日本一、誠におめでとうございます!

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