橋下徹氏 記者会見で要注意人物リストは「絶対に作る」「危機管理上当たり前」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が5日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で、ジャニーズ事務所の会見の運営を担当したコンサルタント会社が、質問をさせない記者の「NGリスト」を作っていたことに、自身の市長時代と重ね、会見でのリストの存在は「ありますよ」と断言した。

 番組では、2日に行われたジャニーズ事務所の会見について、会見を仕切ったコンサル会社が挙手しても当てない記者の「NGリスト」を作っていたことを取り上げた。

 橋下氏は知事、市長時代に連日会見を行っていたが、リストは「ありますよ」と断言。「弁護士として株主総会とかにも関与してますけど、リストを作るのは当たり前」「危機管理上作らないと対応できない」とも述べた。

 橋下氏は首長時代に作ったリストは「NGではない」といい、会見では「質問が途絶えるまで全部応じていた」ため、「要注意(人物)リストは絶対に作ります」と説明。リストに入れる人は「演説をずっとやる記者。これは必ず(リストに)いれます。じゃないと、その人に当てたら会見が2時間、3時間続いてしまう。なので演説をする人は最後に回すとか」と対応。また「誹謗中傷、人格を攻撃する人。会見は映像で流れるので、差別用語が入ると問題なので」と、誹謗中傷を口にする記者もリストに入れていたという。

 橋下氏は参加する記者について「公開されている資料を基に、どういう考え方なのか、まとめたものは事前に用意して臨むのが普通」とも語り「『NG』としたのは問題だが、リスト、危機管理上作るのは当たり前」とした。

 そして今回の会見について「拙いと思ったのは、事前に書面で一括回答は当たり前」「事前質問を書面でなぜ受けなかったのか」と、まずは質問を事前に集めるべきだったとも語っていた。

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