男性７人組グローバルグループ・ＥＮＨＹＰＥＮ（エンハイプン）が１４日、東京ドームでワールドツアー「’ＦＡＴＥ’　ＩＮ　ＪＡＰＡＮ」の日本公演ファイナルを開催した。デビューから２年１０カ月での同所公演は、Ｋ－ＰＯＰボーイグループ最速となる。

　特設ステージに７人が現れると会場が揺れた。リーダーのＪＵＮＧＷＯＮは「東京ドームでこんなにたくさんのＥＮＧＥＮＥ（＝ファンの総称）とともにできてる今が夢みたいです」と呼びかけた。メンバーのＪＡＫＥは大歓声を浴びながら「ＥＮＧＥＮＥ、これぐらいの歓声では足りない気がします。叫べー！！」とさらなるコールを要求。大絶叫がドームを包んだ。

　７人は最新曲「Ｂｉｔｅ　Ｍｅ［Ｊａｐａｎｅｓｅ　Ｖｅｒ．］」など全２６曲を熱唱。キレキレのダンスでファンを歓喜させた。７月リリースの「Ｏｎｅ　ａｎｄ　Ｏｎｌｙ」を披露した際には同曲でコラボした「ポケットモンスター（ポケモン）」のピカチュウがリズムに乗りながら登場。メンバーが次々とハグで迎え入れてステージを盛り上げた。

　ライブ終盤には日本公演の最終日を惜しむＥＮＧＥＮＥの歓声に感激したメンバー全員が思わず感涙。７人はステージ中央で円を作って号泣した。

　同ツアーは韓国、日本、米国の順に３カ国９都市をめぐる。日本では大阪公演を９月２日、３日に京セラドームで行い、東京公演と合わせた計４日間で１４万人を動員した。