「ジャニーズ事務所」名称変更問題は「ジュリーさんに質問を」菊地弁護士が解説、東山に「変えられない」

 菊地幸夫弁護士が10日、TBS系「アッコにおまかせ!」に出演し、ジャニーズ事務所の社名についての見解を示した。

 ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題を巡り、俳優・東山紀之、ジャニーズアイランド社長のタレント・井ノ原快彦、前社長の藤島ジュリー景子氏らが7日に記者会見を開いた。会見ではジュリー氏が引責辞任し、東山が新社長に就任することが発表された。加害者であるジャニー喜多川氏の名前を冠した事務所名の変更についても質問が飛んだが、東山は変更の可能性も含めつつ、現状では「ジャニーズ事務所」として業務を続けるとした。

 「おまかせ!」で菊地氏は、東山に名称変更についての質問が飛んでいたことに注目。「法律的にはですね、株主のOKがないと(会社の名称は)変えられないんですね」と指摘した。「会社の定款(ていかん)っていう、要するに会社の憲法ですよ、そこに『商号』ということで『株式会社ジャニーズ事務所』と書いてある。それを変更するには株主総会で株主のOKを取らないといけない」と解説した。

 ジャニーズ事務所はジュリー氏が100%の株主。菊地氏は「東山さんじゃなくて、ジュリーさんにこの(名称変更の)質問をぶつけないといけない」と指摘した。

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