立民・阿部知子氏「汚染水をALPS処理して海洋放出」と報告 7月に韓国野党議員と共同声明

 立憲民主党の阿部知子衆院議員が24日、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出について「汚染水をALPS処理して海洋放出する作業が開始された。」と伝えた。今月18日にはX(旧ツイッター)で「処理汚染水」と表現していたが、24日は「-水」という表現は「処理水」も含めて使用しなかった。

 24日は処理水の海洋放出が始まったというニュースを引用。「東京電力福島第一原発事故後の汚染水をALPS処理して海洋放出する作業が開始された。今あるタンク分を流すだけで三十年、更にこれからも溜まり続けることから、完了時期は不透明、かつ放出される放射性核種の総量も把握されておらず、トリチウム以外の拡散も検証されていない。」とコメントした。

 ネットからは「その発言が風評被害を招いてることに気が付いてないのだろうか。」「きちんとトリチウム以外も計測しているし、ずっと以前から公開もしている。」「立憲民主党の見解 ALPS処理水の安全性はIAEA等によって科学的に確認されている」と反論も。逆に「放射性物質は蓄積されるのに流すとは、未来の人々、生物に対し無責任。」とする意見もあった。

 阿部氏は7月に、処理水の海洋放出計画に抗議するため来日した韓国の野党国会議員の会見に同席。放水計画中止を求める共同声明を発表していた。

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