タレントのヒロミが２日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、母親への自殺ほう助の容疑で逮捕された歌舞伎俳優・市川猿之助容疑者についての思いを語った。

　猿之助容疑者が家族会議を経て自殺への思いを固めたということに「家族会議をして『死のう』って…おれは全然分かんない」と納得いかない様子。「おれは息子がもし『死にたい』っつったら『待て』と、『生き恥さらしてでも生きろ』と言うけど」と父親としての思いを吐露した。

　猿之助容疑者は睡眠剤を砕いて溶かせて両親に飲ませたとされている。ヒロミは「自分の親と一緒に死ぬために薬をこう（砕くしぐさ）やる。どこかで止まんねぇか、本当に。『こんな（自殺する）ために何やってんだ、おれ』ってなんねぇのかな。聞いてて不思議でしょうがない」と理解しがたい思いを語った。

　「家族で話して『死のう』なんて、そんなことあっちゃいけないんだよ！話し合って『何とかして生きよう』って言うのがおれたち、みんなそうじゃん」とあらためて力説。猿之助容疑者が自殺をするための準備の時間があったことに「何時間かあるわけじゃない。何時間かで『やめよう、もう一回考え直そう』って、だれかなっても」と両親、猿之助容疑者の考えが変わらなかったことを悔やんだ。

　さらに、猿之助容疑者の母がパジャマを着ていたことにも言及。「パジャマって寝るためのもんだと思うのよ。『これから亡くなろう』って思ってる人がパジャマ着るのかな？そういうのがいろいろ引っかかっちゃってはいるんだけど」と服装への疑問も投げかけた。

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