Ｓｎｏｗ　Ｍａｎ・渡辺翔太（３０）とＳｉｘＴＯＮＥＳ・森本慎太郎（２５）が２９日、都内で行われた舞台「ＤＲＥＡＭ　ＢＯＹＳ」（東京・帝国劇場、９月９～２８日）の制作発表会見に出席した。ボクシングを題材に少年たちの友情物語で、渡辺が主人公ショウタ、森本が親友でライバルのチャンプ役を演じる。ジャニーズＪｒ．時代から切磋琢磨してきた“スノスト”を代表し、“なべもり”コンビでリアルな生きざまを投影することを誓った。

　渡辺と森本は、固い握手を交わした。

　両グループともに長いＪｒ．時代を過ごし、鍛錬しながら２０２０年１月に同時ＣＤデビューを果たした。「親友」、「ライバル」を地で行く間柄だ。渡辺は「やんちゃなイメージがあると思うけど、ふざけてる人ほど根は真面目」、森本は「テレビで見るとちょっと抜けてる部分もあったりするけど、頼りになる兄貴的な存在」と互いへの信頼を口にした。

　演出の堂本光一（４４）も「彼ら自身の人生で構築してきたものがステージ上には絶対現れる。それを２人は元から持っているわけなので、それは非常に強みになると思います」と明言した。

　大役への不安から一度はオファーを断ったという渡辺は、光一の熱意あるアプローチに心を動かされたのと同時に、メンバーからも背中を押され受諾したと明かした。渡辺は「目黒蓮から『渡辺ならできるよ』と言われました」、森本は「メンバーが『しょっぴー（渡辺）と慎太郎のドリボが見たい』と言ってくれた」。両組ともに“スノスト”が演じる友情物語に期待している。渡辺は「２人だからこそできるお芝居があると思う」と熱い胸の内を吐露した。

　Ｊｒ．時代の２０１４年に出演経験がある渡辺は「過去の自分に、『ドリボの主役やるよ』と言ってあげたい」としみじみ。歴代の主演には亀梨和也、玉森裕太らそうそうたる名前が並ぶが、その中で負けないものを問われると「美意識じゃないですか。ボクシングのシーンって脱ぐじゃないですか。肌のモチモチ感じとか」と、美容男子らしい答えで笑いを誘っていた。