ＧＡＣＫＴ＆二階堂ふみ主演の人気映画の続編、映画「翔んで埼玉～琵琶湖より愛を込めて～」（１１月２３日公開）の概要が発表され、ネット上が沸騰。予告映像でＧＡＣＫＴが叫んでいる「琵琶湖の水を止める！」がトレンド入りする騒ぎとなった。

　ポスタービジュアルでは、ＧＡＣＫＴと二階堂ふみが青の漫才師スーツ姿で舞台で頭を下げ「関西の皆様　飛び火してすんまへん」と頭を下げている。

　公式ＨＰの動画では、「今戦わなければ、日本全土が大阪になってしまう」と危機感をあらわに、通天閣がそびえたつ。今回は全国制覇を狙う大阪との戦いとなるのか、「天下分け目の東西対決」で、ＧＡＣＫＴが「琵琶湖の水を止める！」と宣告している。

　「琵琶湖の水、止めたろか！」は滋賀県民が、滋賀を下に見てくる京都、大阪に対抗するネタワード。万が一、琵琶湖の水を止められると、下流域の京都や大阪は非常に困る。

　２１年には日本テレビ系「秘密のケンミンＳＨＯＷ極ＳＰ」が「琵琶湖の水、止めたろか！」を検証し、湖水が流れ出る場所にある瀬田川洗堰は国が管理、琵琶湖疏水も管理者は京都市で、「滋賀に権限なし」と結論づけたことも。

　その際にも「琵琶湖の水」がトレンド入りしたが、当時に歌手西川貴教がツイッターに見解を投稿していた。

　「我が王国の皆さんは『びわ湖の水止めたろか！』などと決して言いません！」と主張。「なぜなら、そんなことしたらこの素晴らしい国宝や文化財を台無しにしてしまうことを知っているからです！」と、滋賀水没説を唱えていた。