松本人志の「ガキ使 ハガキトーク」がきっかけ ブレイク必至!ほら漫談師・街裏ぴんくが独演会
漫談家・街裏ぴんくが24日、東京・浅草の雷5656会館で第十五回 街裏ぴんく漫談独演会「Little theateR」を行った。
街裏はネタの全てをウソで作り上げる異色のほら漫談師。昨年2月に芸歴11年以上のピン芸人ナンバーワン決定戦「Be-1グランプリ2022」で優勝し、一躍脚光を浴びた。今では笑福亭鶴瓶、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーら、名だたる実力派たちが注目するなど業界騒然。ブレイク必至の有望株となった。
開演前に取材に応じた街裏は、ほら漫談のきっかけをお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志だと説明。日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」内の名物企画「ハガキトーク」に強い影響を受けたと明かす。
同企画は番組初期から2000年代にかけて放送され、現在でも根強いファンを持つ。視聴者からハガキで寄せられた前提自体が架空の相談やムチャぶりのようなお題に松本が虚実を織り交ぜながら独自の世界観を展開していく。街裏は腹を抱えて笑いながら「(ホラは)無限なんじゃないか」と衝撃を覚えたという。
松本との共演は2018年に同番組で成就。憧れの人を前に漫談を披露し「ウソなんかホンマなんかって思ったけど、ウソって分かってからはおもしろいね」と評された。「『ガチはまりではないな』と感じました(笑)。覚えてないぐらい緊張しました」と念願の日を振り返った。
独演会には、この日のために新調したというオーダーメードのスーツで登場。超満員の会場で爆笑をさらいながら「プロフィールは本当ですよ」と、ほら漫談師らしく真実かウソか分からない絶妙な表情で沸かせていた。
