中丸雄一 ジャニーズ性加害問題で見解 再発防止策「前進の一歩かな」 組織改革の動き「5年ぐらい前からあった」と体感語る

 KAT-TUNの中丸雄一が28日、日本テレビ系「シューイチ」に出演、ジャニーズ事務所の性加害問題について見解を語った。

 MCを務める中山秀征から「中丸君、気になるニュース、お願いします」と水を向けられると、「ジャニーズの件ですかね」と番組で初めてこの問題について言及。同事務所が再発防止として「心のケア相談窓口」「再発防止特別チーム」「経営改革のための社内取締役」という3つの対応策を設置したことに触れ、「それによって全てが補完されるわけではないだろうな」としながらも、「前進の一歩かな思いますね」と素直な思いを明かした。

 1998年に入所した中丸が、ここ数年事務所に変革の動きはあったかと問われると、「先代(ジャニー喜多川さん)が亡くなる1年ぐらい前ですかね、今から5年ぐらい前から急速に社内の体制を整えるという動きがあったかなと思います」と明かした。

 ここで中山が「ジャニーさんが生きてらっしゃる頃と今では動きが全く変わってきたということですか?」と問い直した。中丸は「企業として見ると、僕が入った頃は、ジャニーさんとメリー(藤島メリー泰子氏)さんの両輪で動いていたわけです。その方が企業として考えると、思い描いていたものを形にするのにものすごいスピードが出るし、いいこともあるけども。でも悪い面、方向性を間違えてしまうと、すぐに失敗してしまうということがあると思うんです」と以前の組織体制を是非について言及。そのうえで、「4年ぐらい前ですかね。結構、決定権が分散されてきて。今の現代に合った、今の会社の規模相応の中身にしていこうという動きがあるのを、いちタレントとして感じますね」と変化を感じ取っていたことを明かした。

 中丸は最後に「丁寧に、慎重に、事を進めていってほしいなと思いますね」と話すと、個人的な思いとして「25年ぐらい所属するんですけど、ジャニーズ事務所に対して『ここ、いいな』って思うこともいっぱいあるんですよ。多分、社会に貢献する気持ち、だいぶ強い会社だと思うんです」と、阪神・淡路大震災の際の募金活動やコロナ禍の中の援助を挙げて、社会貢献に対する姿勢を評価。「そういう部分も引き続き行ってほしいなっていう期待は持っています」と締めくくった。

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