千鳥・大悟が振り回される テレ東系クセスゴ番組「ヤギと大悟」持山プロデューサーが明かす舞台裏とは
ヤギが主役の異色ロケ番組がスタートした。千鳥の大悟(43)がヤギと一緒に田舎道を散歩する、その名もずばり、テレビ東京系「ヤギと大悟」(金曜、後7・25)。すべてヤギファーストの行き当たりばったりで、振り回される大悟が愛おしく、こんな番組は見たことないと思わせる独自の空気感が全編に漂う。クセスゴ番組の舞台裏をプロデューサーの持山勇太氏に聞いた。
3度の特番を経て、4月からレギュラー化された「ヤギと大悟」。モンゴルの民族衣装を着た大悟が、ヤギのポポを連れて、雑草のある場所を散歩する。ポポが草を食べて、おなかいっぱいになったらロケ終了。いわば、それだけの番組だが、味わい深い。
持山氏によると、ロケは「思い通りにいかないことがほとんど」という。「あっちに行ったら民家があるのにと思いながら、ポポが逆に行っちゃったり。でも、行った先に人がいて話が広がったり、計算外の成功が起きるから面白い。意図していないものを見せられるのが結果的によかったんだと思います」。
演出する冨田大介氏の息子が通う小学校でヤギが飼われており、子供たちから絶大な人気を誇っていたのが企画の発端。調べるとレンタルのヤギによる除草がはやっており「癒やし」「アイドル性」「役に立つ」の3本柱が“主役・ヤギ”という異色番組のゴーサインにつながった。
ポポはオーディションで抜てき。スタッフが50~60頭のヤギを観察し「番組でセクシーポーズと呼んでいる前足を折り曲げるポーズをするのはポポだけ。スター性を感じました」と運命の出会いを果たす。特番1回目では1歳ほどだったが、現在は3歳。当初より巨大になり、馬力で大悟を振り回す様子も見どころとなっている。
年齢、性別を問わず絶妙な距離感で出会った人々の懐に入り込む大悟のロケ達者ぶりも白眉。起用について持山氏は「マネジャーさんは断られると思ったみたいで、そうしたら一発OK。自分たちも『売れっ子の大悟さんがヤギの番組を受けてくれるかな?』と思っていたのでうれしかったです。タメ口で話しても相手が嫌な気持ちにならないし、見ている人も嫌にならないのが大悟さんの魅力だと思います」とうなずく。
現在は月1でロケし、4回に分けて放送。朝にスタートし、夕方ごろにポポが満腹になることが多いが「昼に終わっちゃう日もあるかもしれませんが、ヤギファースト。逆に夜まで終わらないかもしれないですが、それも面白い。数字がどんなに悪くなってもこのままです。主役はヤギとした時点で、このままやるしかありません」と笑う。この番組、実にクセがスゴい。
