キムタク 月9にとらわれない 作品力で新風吹き込む! フジ系主演ドラマ「風間公親-教場0-」

 俳優・木村拓哉(50)が3日、都内でフジテレビ系の主演ドラマ「風間公親-教場0-」(10日スタート。月曜、後9・00、初回30分拡大)の完成披露舞台あいさつを行った。20、21年の新春SPドラマ「教場」シリーズの連ドラ化。同局の看板枠“月9”への主演は14年「HERO」第2シリーズ以来9年ぶり11作目となるが、「『月9』って、もう言わなくてもいいんじゃないか」と、放送枠ではなく、作品そのものへのこだわりを強くにじませた。

 木村は役柄同様に白髪交じりのヘアスタイル&紺のスーツで登場。拍手を浴びながら、貫禄たっぷりにステージに立った。

 今作では、主人公・風間公親が教官として警察学校に赴任する以前、“刑事指導官”として新人刑事の教育にあたっていた“過去”が描かれる。

 伝統の月9枠での連ドラ化に、木村は「『ないな』と思いました」と明かし、「これやっていいんすかっていう感じです」と新風を吹き込むことを予告。一方で「『月9』って、もう言わなくてもいいんじゃないかって個人的には思っている。今や何曜日の何時じゃなく、作品の力自体がないと見てる皆さんに楽しんでもらえない」とトップ俳優としての矜持をにじませた。

 そんな木村の意気込みを、共演陣も全力で受け止めている。この日、部下役を演じる赤楚衛二(29)、新垣結衣(34)、北村匠海(25)、白石麻衣(30)、染谷将太(30)も登壇。

 赤楚は、木村と中江功監督(59)の3人で行った台本の読み合わせを振り返り「本に書かれていること以外にどうしたらいいかディスカッションさせていただきました。めちゃくちゃ緊張して、終わった後、顔がげっそりしていたと言われた」と打ち明けた。

 木村も「新垣さんからも『赤楚さん、目が真っ赤になってましたけど、大丈夫ですか?』って言われました」と明かし、「皆さんが全身全霊で『教場』の現場に来てくれたことを感じました」と“指導官”らしく部下たちに目を細めていた。

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