宝塚 宙組新人公演 大路りせが初主演「見たことのない世界が広がっていた」

 宙組新人公演「カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~」で初主演した大路りせ(右)と初ヒロインの美星帆那=宝塚大劇場
 宙組新人公演「カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~」で初主演した大路りせ(右)と初ヒロインの美星帆那=宝塚大劇場
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 宝塚歌劇宙組新人公演「カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~」が28日、兵庫・宝塚大劇場で行われ、105期の大路りせが初主演した。

 世界的に有名なスパイ小説を原作で、本役でトップ・オブ・トップとも称される真風涼帆の退団公演。通常は芝居とショーの2本立てだが、今回は1本物の大作で、初主演の大路は、新人公演らしい体当たりの演技。若手の男役には難しいスーツでの演技にも、果敢に挑戦した。「もうライトがまぶしくて真っ白。見たことのない世界が広がっていました」と真ん中に立った感想を初々しく語った。

 真風からは「何があっても助けに行くから」と背中を押されたことを明かした大路。「真風さんには長年積み重ねた男役像があり、男役の中の男役。配属されたときは、大きな背中しか見えなかったけど、最後に真風さんのお役をさせていただき、全力で食らいつきました」と振り返った。その真風からはボンドという役についてはもちろん「『男役とは』というものを教えていただきました」と感謝した。

 初ヒロインの美星帆那も105期の同期。真風とともに退団するトップ娘役の潤花からは「自信を持って楽しんで!」と送り出され。芝居心あふれる舞台をみせた美星は「潤さんは、頭の先からつま先まで美しい方。最後にたくさんのことを学ばせていただきました」と憧れを口にしていた。

 東京宝塚劇場の新人公演は5月18日。

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