玉川徹氏、家賃減額の参院宿舎「滞在費が出ているなら家賃相場を払えと思う」相場50万が8万台

 テレビ朝日の玉川徹氏が2日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、値下げが決まった麹町の参院議員宿舎の家賃について取材。同宿舎を利用している日本維新の会の東徹議員の部屋の中も見せてもらい「既得権の象徴」と断じた。

 この日は2月27日に参院運営委員会の庶務小委員会で決まった麹町議員宿舎の家賃が月額2568円減額した8万9642円になることを特集。玉川氏は、不動産コンサルタントとともに、議員宿舎を取材し、同宿舎を利用する日本維新の会の東徹参院議員にも話を聞いた。

 不動産コンサルタントは、麹町の宿舎について、民間ならば家賃相場は50万円から55万円と指摘。それが8万円台で住めることに「全然意味が分からない。コロナ以降、マンション価格、賃料共に凄い上がっている」「民間感覚としては考えられない」と驚きの声を上げた。

 玉川氏は、家賃が下がる宿舎を利用する東議員の部屋の中も見せてもらう。台所も広く、リビングと畳の間もある2LDK。東議員は「宿舎はあったらいいが、それなりの費用を支払えばいいと思う。今の費用は安すぎる、もっと引き上げるべきとずっと言ってる。引き下げるなんてとんでもない話だから反対した」とコメント。

 玉川氏は東議員へ「いくらなら適性だと思うか」と質問。東議員は「相場が50万円なら、50万円になりますよね。文通費がありますから。そのためにあるんじゃないですか?今は名前変わったが月100万円。50万円は支払える」と語った。

 玉川氏は以前からずっと議員宿舎の家賃問題を取り上げ続けているが、VTRを見終わると「もうね、これ、既得権の象徴だと思ってる。旧文通費、議員宿舎とこの2つはリンクしている」とコメント。文通費は正式名称は「文書通信交通滞在費」で、昨年から「調査研究広報滞在費」と名前が変更になっているが「滞在」という言葉は残っている。「東さんも言っているが、滞在費が出ているなら、家賃相場を払えと。その通りだと思う」とも話していた。

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