沢口靖子「飾らない気さくなお人柄」急逝の東映・手塚治社長を追悼 昨年12月に会ったばかり
東映の代表取締役社長、手塚治(てづか・おさむ)氏が62歳で死去したことが14日、分かった。東映が発表した。
東映が制作するテレビ朝日ドラマ「科捜研の女」シリーズに出演する女優の沢口靖子は、「いつも飾らない気さくなお人柄でユーモアがある方でした」「本当に残念でなりません」と早すぎる別れを悔やんだ。
沢口は「『科捜研の女』の生みの親でいらっしゃることが誇りです。昨年12月に『東宝90周年感謝の夕べ』でお目にかかり、お話したときのにこやかなお顔が忘れられません。いつも飾らない気さくなお人柄でユーモアがある方でした。本当に残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします」とつづった。
手塚氏は、千葉県木更津市出身。2020年に社長に就任し、21年6月、病気療養中であることを公表したが、社長業務は継続しており、1月31日には日本映画製作者連盟(映連)の新年記者発表に出席し、変わらず元気なようすを見せていた。
通夜・告別式は近親者による密葬を予定しており、喪主は母・美津子さんが務める。お別れの会は後日開催予定。
