福山雅治「僕の音楽の出発点」 鮎川誠さん追悼「影響力として生き続ける」

 ロックバンド「シーナ&ロケッツ」や「サンハウス」のギタリストで、先月29日にすい臓がんのため74歳で死去した鮎川誠さんの“ロック葬”が4日、東京都世田谷区の「星かげの迎賓館」で行われ、歌手で俳優の福山雅治(53)が、この日放送のTokyo fm「福山雅治 福のラジオ」(土曜、後2・00)で鮎川さんを追悼した。

 鮎川さんがデビューしたバンド「サンハウス」の楽曲で、鮎川さん作詞作曲の「ロックンロールの真っ最中」を流した福山は「僕の音楽の、エレキギターの出発点である鮎川誠さんが、この世に肉体としては存在しなくなったということが本当にショックでした」と悲しみを口にした。

 鮎川さん愛用のギター「ギブソン・レスポール」に触れた上で「どんな名器でもその人が弾かないとその人の音にはならない。だからそれはなくなってしまうんだけど、こうやってレコードに吹き込まれていたりCDとして残ってたり、永遠の命として音楽が、ミュージック、ロックンロールが残っています」と力説した。

 「鮎川さんが発明されたギターフレーズ、サウンドは僕の中にはもちろん、他のミュージシャンにも影響力として命として生き続ける」と、音楽の力を改めて感じたと説明。

 「音楽、ロックンロール、深く考えさせられましたよね、鮎川さんの存在によって。脈々と音楽が受け継がれていくということで言えば、鮎川さんのロックンロールはまだまだ“真っ最中”と言えるのではないでしょうか」と語っていた。

 長崎出身の福山は福岡出身の鮎川さんを尊敬しており、2004年には清涼飲料水のCMで共演している。

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