中村鷹之資 亡き父に届けた熱演 五代目中村富十郎さん十三回忌追善狂言

 東京・歌舞伎座の「二月大歌舞伎」が2日、開幕した。五代目中村富十郎さん十三回忌追善狂言「船弁慶」では長男の中村鷹之資(23)が、父が得意とした静御前と平知盛の霊を演じ、前半の「都名所」の舞のしなやかな動きや、後半の知盛の迫力に大きな拍手が送られた。

 昨年の勉強会で初めて同役を勤めたことを振り返った鷹之資は、父の映像を見ながら稽古していた際、「(試行錯誤の)歳月や父の思いに感動して、涙が止まらなくなってしまいました」と明かした。

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