尾上菊五郎、遠山の金さん役に「しっかりスキンケアをしないと」片肌脱ぐ場面に意気込み

 歌舞伎俳優で人間国宝の尾上菊五郎(80)が13日、都内で、東京・国立劇場の初春歌舞伎「通し狂言 遠山桜天保日記」(来年1月3~27日)の取材会に、尾上松緑(47)と尾上菊之助(45)と出席した。

 江戸時代に実在した町奉行「遠山の金さん」は、片肌を脱いで入れ墨を見せるシーンがある。2008年以来、14年ぶりに金さんを演じる菊五郎は、当時の写真を見て「まだ肌が張っているから、スキンケアをしっかりしないと」とニヤリ。尾花屋小三郎役の菊之助は「お正月に『ブラボー』と言っていただけるように頑張ります」と意気込んだ。

 来年10月に閉場する初代国立劇場のさよなら公演の第3弾。国立劇場最多出演を誇る菊五郎は「無くなっちゃうのは寂しい。国立に育てられたと言っても過言ではない。感謝しております」と閉館を惜しんだ。29年の再開場へ向け「7年後は生きているかわからない。主役級には(楽屋に)トイレとお風呂ぐらいはつけて」とオーダーした。

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