榊原郁恵「祭壇をバックに写真を撮った時にみんな笑顔だった」

 渡辺徹さんが出演したCMのポーズをまねる榊原郁恵(右)と渡辺裕太(撮影・佐藤厚)
 にっこりとほほ笑む渡辺徹さんの遺影
 記念写真に納まる(左から)渡辺裕太、渡辺徹さん、榊原郁恵=2021年7月
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 先月28日に敗血症のため亡くなった渡辺徹さん(享年61)の妻でタレントの榊原郁恵(63)が5日、都内で、長男で俳優の渡辺裕太(33)とともに記者会見を行った。二人は徹さんの訃報が伝えられてから初の公の場。4日に通夜、5日に告別式を家族葬で執り行ったことを報告した。喪主は裕太が務めた。1987年に結婚し、芸能界屈指のおしどり夫婦として知られた徹さんと榊原。最後は涙ではなく、笑い話で締めくくった。以下、一問一答。

  ◇  ◇

 -35年間夫婦として連れ添った中で、思うことは。

 郁恵「家族葬で大好きなメンバーに見送られて、皆さまのいろいろなコメントを見て私たちが知る以上に渡辺徹という人物を感じさせてもらいました。不謹慎なんですけど、祭壇をバックに写真を撮った時にみんなが笑顔だったので。不思議なくらい笑ったり、泣いたり。それがあの人の狙いなんですけどね」

 -タレント&俳優・渡辺徹としての魅力。

 裕太「病院に行く朝方4時くらいまで、熱があったり体調も悪い中でブログのコメントにコメント返しをしていて。そこから父親自身がすごくパワーをもらっていたんだろうし、感謝を伝えていたと思う。応援してくださった人たちをすごい大切にしていたので、私たち家族から代わりに感謝を伝えたいと思います」

 -天国の父への贈る言葉。

 裕太「あまり多くを語り合うような親子関係ではなかったかもしれないですけど、『任せたぞ!』と言われていると思うんで、『分かった、任せてくれ!』という感じで」

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