日テレ系「スッキリ」来年3月終了 看板番組としての地位確立も17年の歴史に幕

 日本テレビ系の情報バラエティー番組「スッキリ」(月~金曜、前8・00)が来年3月で放送を終了することが10日、関係者への取材で分かった。2006年4月にスタートし、看板番組の一つとしての地位を確立したが、17年の歴史に幕を下ろすことになる。

 スタート時から総合司会に極楽とんぼ・加藤浩次(53)を起用。時事問題などへの歯に衣(きぬ)着せぬ直言や、コメンテーターとの丁々発止なやりとりなどで好評を博してきた。局への貢献度が高い中、局側は17年で一定の役割を果たしたと判断したもよう。来春の改編で朝の番組の刷新を図るとみられる。

 物議を醸す放送もあった。昨年3月にはアイヌ民族への差別表現を含む内容を放送。放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が「放送倫理違反があった」と判断し、同局では謝罪の上、同8月に検証番組を放送した。

 番組終了は近く発表される見通し。同局はデイリースポーツの取材に対し「番組の編成については従来よりお答えしておりません」としている。

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