「サクマ式ドロップス」廃業へ アニメ映画「火垂るの墓」でもおなじみ
缶に入った甘いあめで知られる「サクマ式ドロップス」を販売する佐久間製菓(東京)が来年1月20日で廃業することが9日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う販売落ち込みに原材料高が重なり、経営が悪化した。
名前の似た「サクマドロップス」などのキャンディーを販売するサクマ製菓(東京)は別の会社で、同社は今後も営業を続けるとしている。
佐久間製菓の公式サイトによると、サクマ式ドロップスは発売から114年で、アニメ映画「火垂るの墓」にも登場したという。横倉信夫社長は共同通信の取材に対し「原材料高を価格転嫁するのは困難で、廃業を決めた」と話した。廃業後も法人格は残し、支払いなどに対応するという。
東京商工リサーチによると、佐久間製菓は2021年9月期に1億円を超える純損失を計上。サクマ式ドロップス以外のヒット商品に恵まれなかったとも指摘した。
