三浦友和 高校同級生・忌野清志郎さんとの出会いなければ「俳優になってない」

 俳優の三浦友和(70)が7日、都内で、映画「ケイコ 目を澄ませて」(12月16日公開)の完成披露試写会に主演の岸井ゆきの(30)と出席し、高校時代の同級生でロックバンド・RCサクセションのボーカルとして活躍した忌野清志郎さん(享年58)との貴重なエピソードを披露した。

 両耳の聞こえないボクサーのケイコ(岸井)が不安や葛藤などさまざまな感情の間で揺れ動きながらひたむきに生きる姿を描く今作の内容にちなみ、イベントでは「人生が変わった瞬間」についてトーク。三浦はフリップに「RCサクセション」と記した。「高校の同級生が忌野清志郎で、RCサクセションの人間たちと行動を共にしていた時期が長くて。『音楽の才能がないなら他のことやったら?』ってことで、間接的に今の事務所を紹介してくれて俳優の道に進みました」と業界入りの裏側を明かした。その上で「その出会いがなかったら俳優にはなっていなかったので、大変大きな岐路です」と感謝していた。

 今年2月にベルリン国際映画祭へ正式出品されて以降、数多くの映画祭で好評を博している本作。岸井は「私が追い求めてきた映画に少し近づけた気がします」と胸を張り「これから日本のみなさんがどんな風に感じるのかが楽しみです」と期待を込めた。

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