古市憲寿氏 ソウル雑踏事故に沈痛「『梨泰院クラス』見た人だったら行きたくなる」

 社会学者の古市憲寿氏が31日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。29日夜に韓国ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で日本人女性2人を含む154人が死亡した転倒事故に沈痛な表情を見せた。

 番組では、現場で撮影された事故が起きる10分前と20分前の映像を流し、10万人以上が集まってひしめき合っている様子が写された。

 MCの俳優・谷原章介「あそこまでの状況になってしまうと、もう整理のつけようがないんでしょうね」との問いかけに、古市氏は「そうですね、やっぱり全体像をみんなが把握できるわけではないので、後から来た人もなかなか状況把握できなくて巻き込まれたっていう方も多いと思いますけど」と応じた。

 続けて「ただ、ハロウィンの梨泰院に行きたくなる気持ちっていうのは、すごいわかりますよね。やっぱり『梨泰院クラス』見た人だったら、あのハロウィンのシーンってすごい印象的じゃないですか。主人公が出所してきてハロウィンの熱気に触れて、梨泰院の街でお店開くことを決めるっていう、まさに梨泰院の熱気があの映画のドラマの一個の肝だったので集まるのもわかるんですけど、何かもっと違うあり方があれば良かったのに、警備だったりとかあり方があれば良かったのになと思っちゃいましたね」と、世界的に大人気となった韓国ドラマ「梨泰院クラス」の舞台に触れようと集まった人も多かったのではないかと無念そうに話した。

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