「鎌倉殿」長澤まさみOPナレが不可解 北条に都合良すぎ、物語と相反 正体は何者なのか?
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は30日、第41回「義盛、お前に罪はない」が放送された。北条義時(小栗旬)の謀略によって、愛すべき御家人長老和田義盛(横田栄司)がやむなく和田合戦を起こした冒頭、オープニングのナレーションでは長澤まさみが「北条転覆を狙う最強の一族。和田の乱が、始まる」と語りを入れた。
北条に都合が寄りすぎる表現に聞こえ、ネット上でも「別に転覆なんて狙っていなかったのに」「北条転覆を狙ってるかな…?」と違和感を指摘する投稿もみられた。
「鎌倉殿」では長澤のナレーションが現在進行形で語られることから、かねて長澤がこの時代に生きている人物ではとの見方があった中で、10月16日の第39回「穏やかな一日」の冒頭、長澤が侍女姿で現れた。
ただし、その後もクレジットは「語り・長澤まさみ」のままで、役柄などは表記されていないが、この登場以降、オープニングのナレーションに変化も。
第39回は源実朝の和歌「大海の 磯もとどろに 寄する浪 破れて砕けて 裂けて散るかも 源実朝」が読み上げられた。
第40回では「その決意の固さは、怯えの裏返しなのか、義時」と語りかけるようなナレーションだった。
ネット上では、長澤が「吾妻鏡の執筆者」で、北条に都合の良い記述で編集するよう強要されているとの予想や、長澤が冒頭で視聴者に語りかける主演シリーズ「コンフィデンスマンJP」のように、最終回で「最後にみんな騙される」との指摘も出ている。