「チコちゃん」炎上の鬼マナー講師「スタッフは鬱に」現場は「もっとキツく」指示
タレント・江頭2:50が21日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、NHK「チコちゃんに叱られる!」で炎上したマナー講師・平林都氏との「デート」動画を公開した。平林氏は今年5月21日に放送された「チコちゃんに叱られる!」に出演。マナー指導で厳しい態度をとったことから女性スタッフが泣いてしまい、ネットで炎上していた。
平林氏とのデート企画はこの日が3回目。前回は昨年12月だったため、その間に起きた炎上騒動について、江頭が乗車直後に直球で尋ねた。
平林氏は、そもそも台本があり、スタッフから「もっとキツく、もっとキツく」と“指示”があったと説明。女性スタッフはADだったとし、部屋に入ってきた瞬間に目をそらしたため「逃げないでください。若くはないんだから。しっかりしましょう、仕事ですから」と一喝した。「仕事ですから」の部分はオンエアされなかったことも説明した。
この一喝で女性スタッフは泣いてしまい、これがそのままオンエアされた。平林氏は「『しっかりしましょう』って言ったんですけど、余計にそれで涙が出てきて、(スタッフは)それが面白いとお思いになったんだと思うんですよ」と分析。江頭は「オンエアしたってことはね」と同意した。
しかし、現場の雰囲気とは裏腹に鬼指導は大炎上。NHKの定例会長会見でも前田晃伸会長が「ご批判をいただくようなことはあってはいけない」とコメントしていた。
江頭が「荒れたんですか」と尋ねると、平林氏は「そうですね。見るのも嫌になるくらいですね」とあきれるように語った。江頭は「先生は全然へこむことない」と激励。平林氏は「へこむような理由はないけど、会社に頭下げさすということは、色が読み切れなかったかな」と自身の判断にも甘さがあったと反省した。
ただ、炎上の激しさについては「その後が弁護士を呼ぼうかと思うぐらい」とほとほと疲れた様子。「パソコンにいっぱい(クレームのメールが)入ってくるし、電話はかかってくるし、スタッフはうつになるし、辞めるというし」と自身よりも周囲のダメージが大きかったと明かした。
