ひろゆき氏、韓国の反日に持論「政治的に仲良くなる必要ない」安易な「譲歩」に警鐘

 実業家のひろゆき氏が16日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」にリモート出演し、日韓関係について「仲良くなる必要はない」と語った。

 韓国の尹錫悦大統領が金建希夫人のスキャンダルなどもあり支持率が下がっているという話題。韓国では大統領の支持率が下がると反日政策を取る傾向があるが、パックンマックンのパトリック・ハーランは「(尹政権は反日の)誘惑は絶対感じると思いますよ」と分析した。タレントの大竹まことは「韓国は親和的な政策を取ろうとしてるんだよね。日本はちゃんとボールを返さなくちゃいけない。何十年ものわだかまりを解くチャンスじゃないか」と日本のスタンスに疑問を示した。

 北朝鮮問題で日韓が協力すべきという話題にもなったが、ひろゆき氏は「『こうした方が合理的だよね』とか合理的な話で物事が進んでるんだったら、そもそも徴用工問題なんて発生してないと思うんですよね」とコメントした。北朝鮮問題に対して尹大統領が日韓の共同作戦を示唆すると、韓国の野党からの反発があったと説明。尹大統領が選挙で敗北すれば「めちゃめちゃ反日になるのが固まってる」と予測し「反日っていう韓国の国民感情自体を変えるのはかなり難しいと思う」と分析した。

 大竹は「日韓問題を解決するためにどうしたらいいかっていうことは考えてらっしゃるわけ?」と“代案”を求めた。ひろゆき氏は「政治的に仲良くなる必要はないと思ってて、経済的につながってればいいと思うんですよね」と持論を展開した。

 英仏を例に、ヨーロッパでも国境をはさんでもめている国はあるとし「経済はつながっていて、ただ『政治はもめてます』っていうのは当然だと思うんです」と説明した。東海大学の金慶珠教授は「政治や外交の放棄に等しい」と反論。ひろゆき氏は「日本が譲歩するのがよくないって話です」と安易な合意などが、必ずしもいい結果につながるとは限らないと説明した。

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