元プロレスラーで、元参議院議員の“燃える闘魂”アントニオ猪木（あんとにおいのき、本名・猪木寛至＝いのき・かんじ＝）さんが１日７時４０分、心不全のため死去した。７９歳だった。

　猪木さんの女房役だった「世界の荒鷲」坂口征二さんの次男・坂口憲二がこの日、自身のコーヒーブランド「ＴＨＥ　ＲＩＳＩＮＧ　ＳＵＮ　ＣＯＦＦＥＥ＆ＢＥＡＮＳ」のインスタグラムのストーリーズで猪木さんを悼んだ。坂口は、猪木さんと征二さんが肩を組むツーショットを掲載。「猪木さん、おつかれさまでした」と、両手を合わせる絵文字とともにコメントをつづり、激動の人生をねぎらった。

　坂口はプロレス愛が深く、２０１３年８月にはＤＤＴプロレスで兄の格闘家・坂口征夫のセコンドについたこともあった。征夫のピンチに思わずリングインし“プロレスデビュー”していた。特発性大腿骨頭壊死症で１８年４月からは芸能活動を無期限休止中。「ＴＨＥ　ＲＩＳＩＮＧ　ＳＵＮ　ＣＯＦＦＥＥ＆ＢＥＡＮＳ」を立ち上げ、コーヒー焙煎士としてのセカンドキャリアをスタートさせている。ただ、プロレスラーとの交流は続いているようで、今年７月２１日の武藤敬司のツイッターに登場し、新日のオカダカズチカ、新日出身で現在は米ＷＷＥで活躍する中邑真輔、武藤との４ショットも披露している。